【投資の基本】インフレ率を超える投資リターンを獲得せよ!

女の子

Appleの記事を書いたのに、未だにiPhoneを買ってもらえません(。ŏ﹏ŏ)

コーギー

給与水準は変わらないのに、iPhoneは年々高くなってるもんね…

すけっち

何故こんな事になるのかな?
疑問に思ったから、調べてみることにしたよ〜(ㆁωㆁ*)

Index

はじめに

米国株へ投資するうえで、毎日のように「長期金利に着目」している方は多いのではないでしょうか。

これは、米国では「物価上昇(インフレーション)は当然起こる」ものと捉えられており、「給与水準の上昇に合わせて少しずつ物価に反映」されていることが影響しているのかもしれません。

他方で、日本にいると「ゼロ金利が当たり前」・「コスパ最強」・「物価上昇はありえない」という考えが深層意識に根付いており、給与水準も横ばい(もしくは低下)し続けています。その結果、日本人は海外企業の製品・サービスの購買力が低下していることも知らずに…(。ŏ﹏ŏ)

現在はデジタル空間でコンテンツを海外から購入する時代ですので、海外におけるインフレ(物価上昇)に耐えられるだけの資産を着実に確保することが必要だと感じています。そのため、今回の記事で「インフレと投資リターン」について考えてみることにしました(ㆁωㆁ*)

この記事でお伝えしたいこと
  1. 日本の給与水準は国際的にみて低水準
  2. 給与水準が低くても我々が違和感を感じなかった背景
  3. 日本と欧米における価格受容性の違い
  4. グローバル化の進展により世界各国の製品・サービスを購入する時代
  5. 欧米のインフレ率を超える投資リターンを目指したい(-ω☆)キラリ
女の子

かなり前置きが長いですね…

すけっち

だっ、だって、難しいんだもん!インフレや投資リターンなんて考えたこともなかったんだもん٩(๑òωó๑)۶

コーギー

だからこそ、整理してみることが大事なんだと思うよ!頑張れ、すけっちちゃん(*^^*)

海外企業の製品・サービスの購買力は「為替レートも重要な要素」ですが、今回の記事は「為替レートは一定であることを前提」に作成しています。予めご了承下さい

物価と給与

はじめにで書いた内容をフワッと理解できるよう、日本と欧米の考えを対比してみました(ㆁωㆁ*)

日本はコスト削減の意識が非常に強く、皆さまの会社でも爪に火を灯す勢いで、コスト削減に取り組んでいるケースが多いのではないでしょうか。コスト削減により、利益を確保することは出来るかもしれませんが、内需だけでは売上高の拡大が期待出来ない中、安易に給与水準を上げるわけにも行かないのが実態のように感じています(。ŏ﹏ŏ)

日本
欧米(一部)
  1. 物価は安くて当然
  2. 人口減で需要が減少
  3. 売上高が上がらない
  4. 利益を上げるためコスト削減徹底
  5. 給与水準も一定(上げづらい)
  1. 一定のインフレは許容
  2. 人口は横ばい(国によります)
  3. 売上高は上昇
  4. コスト削減以外でも利益確保
  5. 成果に応じて給与拡大

この構図は、製品・サービスが国内で生産・消費されている時代はそれほど問題に感じませんでした。

しかしながら、インターネットの普及やグローバル化の進展により、我々日本人でも「FAANGの製品・サービスを購入するのが当たり前の時代」になりました。(昔は日本製品が神品質・他国の製品なんて買わないのが当然だったようですが…)

FAANGの立場からすれば、着実に収益を上げるため「良い人材を高給で囲い込む」・「新規事業の創出に注力する」でしょうし、文化的にもインフレに違和感を覚えにくいことを前提に、製品・サービスの価格を上げることには、日本ほど慎重になる必要はないのかもしれません。

事実、iPhoneの価格は数年前と比べると急上昇してますよね。iPhone SEは途上国向けのラインナップという考えもあったようですが、私の周りにはiPhone SEを購入している方が多いです。つまり、我々は先進国と信じていながらも、購買力が低下して「途上国に近づきつつある」のが実態ではないでしょうか(。ŏ﹏ŏ)

すけっち

iPhone 12 Pro, Pro MAXは10万円を超えるから、気軽に買えないよね…(。ŏ﹏ŏ)

女の子

すけっちちゃんも、給料が増えないって残念がってましたね…

コーギー

Netflixも値上げしていたね。国の物価を考慮したプライシングをしてるみたいだけど、それでも値上げの波は止まらないかも…

安い国ニッポンで働く意味

OECDが公開している「実質賃金の国際比較」を見ると、欧米各国に反して「日本の給与水準だけが大きく低下」していることが分かります。

日本国内は物価が下落の一途を辿ってきたこともあり、給与水準が一定もしくは若干下落しても、日常生活には影響がないように感じてしまうのかもしれません。これまでは、日本国内で創出した製品やサービスを購入することが多かったため、違和感を感じることなく生活できていたのだと感じています。

他方で、FAANGを始めとした世界各国のサービスを利用するようになった今、国際的なインフレ(数%の物価上昇)によって、「我々日本人は便利な製品やサービスを購入できなくなる」恐れがあるように感じています。政策のあり方や企業経営者の姿勢が問われているようにも思いますが、今の所、大きな改革は期待できないのではないでしょうか…(。ŏ﹏ŏ)

※全国労働組合総連合資料より引用(こちら
すけっち

冒頭でも取り上げたんだけど、iPhoneの価格がドンドン上がって買いづらくなってるんだよね…(。ŏ﹏ŏ)

コーギー

日本人の購買力は間違いなく低下していると思う。国民は少しずつ実感していくんじゃないかな…

労働者派遣法の改定により、非正規雇用が拡大してきたことも、実質賃金の低下に繋がる要因の一つだと思います

この記事を作成するきっかけとなった「ひろゆきさんの考え」については、下記を参照して頂ければと思います。

日本企業における構造的な問題(の一部)については、下記の記事に纏めておりますので、よろしければご覧下さい(ㆁωㆁ*)

まとめ

今回は、インフレと給与水準を取り上げ、日本が国際的に取り残されている現状を整理してみました。

インターネットの台頭によるグローバル化が進展し、世界各国のサービスを購入出来るようになりました。海外の製品・サービスの価格は一定の割合で上昇するため、これらを安心して購入するには「他国のインフレに勝る投資リターンを稼ぐ必要がある」ことに気が付きました。

日本国内に住んでいると、インフレとは無縁で「銀行への預貯金が選択肢として最良」と考えがちですが、少なくとも2〜3%以上の投資リターンを目指したいものですね(ㆁωㆁ*)

女の子

インデックスに投資しておけば良いんじゃないですか?

コーギー

ライフステージやリスク許容度など、人によって投資戦略は変わると思うけど、一番手堅いのはインデックスだと思うよ!

すけっち

私も基本的な投資戦略はインデックスなんだよ〜。でも、経営の勉強やリターンを向上させるため、リスクはあるけど個別株もやりたいです(-д☆)キラッ






すけっち

Twitterでも情報発信しています!もしよろしければ、フォローして頂けると嬉しいです(*^^*)

女の子

イイね(≧∇≦)b や リツイート(๑•̀ㅂ•́)و✧
して頂けると励みになります!

よかったらシェアしていただけると嬉しいです(ㆁωㆁ*)
Index
閉じる