【セクター分析】サイバーセキュリティ市場について

すけっち

株式投資を成功させるには、市場拡大が期待できるセクターに投資したらいいのかな?

コーギー

市場拡大する分野にはお金が集まるだろうし、その波を作る企業は大きな利益を上げる可能性があるね!

すけっち

様々な市場がありますけど、まずは「サイバーセキュリティ市場」について調べてみようと思います(*^^*)

Index

はじめに

株式投資を成功させるには、成長が期待できる企業を見極めるのが大事です。

投資先企業の成長を予測するには、企業が競争優位性を持っている必要がありますが、市場に追い風が吹いていることも大事な要素だと思います。

様々なセクターがありますが、今後も市場拡大が期待できる「サイバーセキュリティ市場」についてフワッと理解できるよう、内容を整理したいと思います(*^^*)

この記事でお伝えしたいこと
  1. サイバー攻撃の驚異が高まっている
  2. 驚異の高まりに伴い、サイバーセキュリティの需要は堅調に拡大している
  3. サイバーセキュリティ市場の変化(境界型防御からゼロトラスト型へ)
  4. サイバーセキュリティ市場を牽引する企業例
  5. 同セクターへ投資する上での注意点

セクター分析の重要性は、別の記事でまとめたいと思います

コーギー

すけっちちゃん🐰💕は気まぐれだから、いつやるかわからないけどね😂

サイバー攻撃の驚異の高まり

McAfeeによると、サイバー攻撃の被害額は約1兆ドルに達する勢いで急増しているようです。

※McAfee「The Hidden Costs of Cybercrime」より引用

具体的な被害事例としては、下記のようなものが挙げられます。日本国内でも「大手企業が被害を受けたニュース」が毎日のように報道されているので、ご存知の方が多いのではないでしょうか。

被害事例
  • 業務停止
  • 機密情報・個人情報の流出
  • 社内への不正アクセス・データ改ざん
  • 企業ブランドの価値毀損・損賠請求・身代金請求
  • 社会的インフラの停止(電力・通信等)

セキュリティ対策が緩慢な企業と取引することは、大きなリスクに繋がります。

以上を踏まえ、世界中の経営者が「サイバーセキュリティを喫緊の課題」として捉えるようになりつつあります。

サイバーセキュリティ市場の拡大

サイバー脅威に対抗するため、サイバーセキュリティのニーズは益々高まっています!

Statistaによると、今後の市場成長率(CAGR)は約10%と予想されています。

※Statistaより引用(https://www.statista.com/statistics/595182/worldwide-security-as-a-service-market-size/)

サイバー攻撃の驚異は益々高まっていますし、インターネットに接続するデバイス数も「IoTの普及で更に増加」することが予想されますので、引き続き市場は堅調に拡大することが想定されます。

※総務省「情報通信白書」より引用(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd114120.html)

余談ですが、「自動車もインターネットに接続する」のが当たり前の時代になると想定されます。このように、ありとあらゆるものがインターネットに接続できるのは、利便性が向上するので素晴しいことです。

しかしながら、その裏ではサイバー攻撃の驚異が潜んでいることも忘れてはいけません。そのため、サイバーセキュリティ市場は更なる拡大が期待できると言えそうです。

女の子

コネクティッドカーの最先端を行く「テスラ」も脆弱性があったと報道されてたよね…

市場の変化(境界防御からゼロトラストへ)

これまでは、社内で働くのが当たり前だったので、インターネットと社内の境界点をセキュリティ製品(ファイアウォール)で守る「境界型防御」が一般的でした。

コロナ感染拡大により、在宅勤務という新しい働き方があたり前になりましたね。その結果、境界型防御ではサイバー攻撃の驚異を回避するのが難しくなってきました。

その中で、「ゼロトラスト」という概念が登場しました。これは、その名のごとく何も信用しないことを意味しています。ゼロトラストについて語りだすと、かなりの分量が必要なので割愛しますが、「エンドポイントセキュリティ」と「認証機能」、「セキュリティゲートウェイ」の3つの要素が重要な機能を果たします。

今回ご紹介したのは、サイバーセキュリティ市場の一部です。セキュリティ運用監視、フォレンジック、ダークウェブに関する調査・レポートなど、様々な事業がありますのでご注意ください。

サイバーセキュリティ市場を牽引する企業例

ゼロトラスト型のセキュリティを実現する3つの要素「エンドポイントセキュリティ」と「認証機能」、「セキュリティゲートウェイ」。これらを実現する企業は沢山ありますが、GartnerのMagic Quadrantを参考にLeader企業を3社選んでみました(*^^*)

Magic Quadrantをご存じない方もいらっしゃると思いますが、「業界における企業の立ち位置を表現したもの」とイメージしていただければと思います。

スクロールできます
社名ティッカー事業概要
CrowdStrikeCRWDエンドポイントセキュリティ
OKTAOKTAセキュリティ認証
ZscalerZSセキュアゲートウェイ

CrowdStrikeやOKTAよりもMicrosoftのほうがよく見えるかもしれません。これらの企業を紹介した理由は、個別銘柄分析でお伝えしたいと思います

まとめ

サイバーセキュリティ市場は引き続き拡大することが期待されます。この市場は「ゼロトラストへシフト」しつつあり、この概念を実現する企業として、CrowdStrike、OKTA、Zscalerの3社をご紹介しました。

ただし、永遠に拡大する市場はないと思います。技術開発が進んで安価なソリューションが市場を刷新するかもしれませんので、市場動向を適宜把握して適切な投資判断をしていきたいと思います。


すけっち

今のところ、サイバーセキュリティ市場は更なる成長が期待できそうだね(*^^*)

女の子

私も大きな波に乗って、すけっちちゃん🐰💕に教えてもらった銘柄に投資してみようって思いました!🌊🏄

コーギー

セクター分析だけじゃなく、企業分析をしっかりしないと火傷するよ!!
(適当に投資して▲20%も大損したのを思い出した…)

すけっち

はうっ!企業分析なんてできるかな😱







すけっち

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女の子

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